<内 容>
江戸川乱歩が生んだ世紀の怪盗「怪人二十面相」。日本で最も名の知れた怪盗の謎に包まれた素顔が今、明らかにされる! 彼の魔法のような奇術は元サーカスの天才・丈吉が世間を観客に見立てた「芸術」であった。次々と披露される鮮やかな変装の舞台裏、明智小五郎や小林少年との華やかな対決、二代目二十面相の誕生など、乱歩のオリジナルでは決して味わうことができなかったおとなの冒険奇談!
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<著者プロフィール>
北村 想(きたむら・そう)
1952年、滋賀県大津市生まれ。滋賀県立石山高等学校卒業後、友人を頼り、愛知県名古屋市にある中京大学演劇部に付き合ううちに、戯曲を書き始める。名古屋で自ら結成した劇団「TPO師★団」にて79年「寿歌」を初演(作・演出)。80年、同作品は東京で上演され、全国的に注目を浴びる。以降、「彗星‘86」、「プロジェクト・ナビ」の代表をつとめる。また、1996年より兵庫県伊丹AI・HALLにて、劇作家育成クラス「想流私塾(そりゅうしじゅく)」にて講師を務め、2003年、プロジェクト・ナビを終了。以後は劇団という形にとらわれず、戯曲、小説の執筆に取り組む。小説代表作に「ケンジ――あの日あの少女は歌っていた」(角川文庫)、「怪人二十面相・伝」(小社)、「アルミちゃん」「少女探偵夜明シリーズ」(小峰書店)などがある。84年「11人の少年」で第28回岸田戯曲賞、88年名古屋市芸術賞・激励賞、90年初日通信大賞脚本賞、99年「螺子と踊り子」で第4回松原英治・若尾正也記念演劇賞を受賞。
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