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ミステリー・コレクション

書籍名

皆川博子コレクション3 冬の雅歌


 
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皆川博子コレクション3 冬の雅歌

精神病院で雑役夫として働く主人公。
ある日、傷害事件を起し入院させられた従妹と再会し……表題作ほか、未刊行作「巫の館」を含め重厚かつ妖艶なる6篇を収録。

皆川博子著 
日下三蔵編
価格:本体2,800円+税 四六判・上製
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<目 次>
PART1(文庫未収録長篇)
冬の雅歌 
PART2(文庫未収録)
魔術師の指
海の耀き
祝婚歌
PART3(単行本未収録)
黒と白の遺書
もうひとつの庭
巫の館

――推薦文――

巨大な虚無を、覗き見よ。
登場人物は、女も男も子供も、正気を逸して孤独に生きる。
狂気のみが、死という空無に抗えることを知っているから。
この逆説を説く皆川博子の裡には、茫漠たる荒野が広がっているのだろう。 

桐野夏生


作者プロフィール
皆川博子(みながわ・ひろこ)
一九三〇年、京城生まれ。東京女子大学英文科中退。
72年、児童向け長篇『海と十字架』でデビュー。
73年6月「アルカディアの夏」により第20回小説現代新人賞を受賞後は、ミステリー、幻想、時代小説など幅広いジャンルで活躍中。
85年『壁――旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会協会賞、86年「恋紅」で第95回直木賞、90年「薔薇忌」で第3回柴田錬三郎賞、98年「死の泉」で第32回吉川英治文学賞、12年「開かせていただき光栄です」で第12回本格ミステリ大賞、13年 第16回日本ミステリー文学大賞を受賞。
異色の恐怖犯罪小説を集めた傑作集「悦楽園」(出版芸術社)や70年代の単行本未収録作を収録した「ペガサスの挽歌」(烏有書林)などの傑作集も刊行されている。