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ミステリー・コレクション

書籍名

皆川博子コレクション5 海と十字架


 
皆川博子コレクション5 海と十字架

伊太と弥吉、2人の少年を通して隠れキリシタンの受けた迫害、教えを守り通そうとする意志など殉教者の姿を描き尽くした表題作ほか、「炎のように鳥のように」など4篇。

皆川博子著 
日下三蔵編
価格:本体2,800円+税
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<目 次>
PART1
海と十字架
PART2
炎のように鳥のように
PART3
シュプールは死を描く
暗い扉
PART4
戦場の水たまり
コンクリ虫
・巻末資料
「海と十字架」 作者と作品について 大石真
「炎のように鳥のように」 解説 岩崎京

── 推薦文 ──

少年たちの運命を目撃せよ。
歴史という災厄になすすべもなく引き寄せられていく彼らは、
卑小な我々の身代わりとして
幾たびも神に捧げられる供物であり、
皆川博子が人間という宿命に献じた祈りなのだ。 

恩田 陸



作者プロフィール
皆川博子(みながわ・ひろこ)
一九三〇年、京城生まれ。東京女子大学英文科中退。
72年、児童向け長篇『海と十字架』でデビュー。
73年6月「アルカディアの夏」により第20回小説現代新人賞を受賞後は、ミステリー、幻想、時代小説など幅広いジャンルで活躍中。
85年『壁――旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会協会賞、86年「恋紅」で第95回直木賞、90年「薔薇忌」で第3回柴田錬三郎賞、98年「死の泉」で第32回吉川英治文学賞、12年「開かせていただき光栄です」で第12回本格ミステリ大賞、13年 第16回日本ミステリー文学大賞を受賞。
異色の恐怖犯罪小説を集めた傑作集「悦楽園」(出版芸術社)や70年代の単行本未収録作を収録した「ペガサスの挽歌」(烏有書林)などの傑作集も刊行されている。